里親になる前に知ってもらいたいこと

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『猫のいる家やすらぎ』では、保護中の猫の里親さんを募集していることもあります。

里親になることを考えているけど、猫を飼ったことがなくて不安があるという方もいらっしゃると思います。

 

私は、里親さん達の飼育の仕方に細かく干渉することはありませんが、

「最低限これだけのことは心得ていて欲しい」というものはあります。

ここでは、おもに飼育経験のない方達のために、猫を飼うとはどういうことかを説明させていただきます。

 

『いのちあるもの』を、責任をもって世話するということ

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当たり前のことですが、猫は生き物です。

いのちあるものを引き受けて自分の家で飼うのですから、責任が伴います。

 

特に、健康管理は飼い主が全面的に責任を持ちます。

存分にかわいがっていただきたいのですが、かわいいだけでは済みません。

労力・時間・経済的に負担もかかることを、知っておいていただきたいのです。

 

毎日、時間になったらきちんとご飯をあげ、

トイレが汚れたら掃除をします。

テーブルの上のものを落っことしたり、家具を引っ掻いてしまうこともあります。

 

真夏日や真冬日などは、猫たちが耐えられるように、人間がいなくても最低限の冷暖房をしておきます。

連泊で長い間飼い主不在になる場合も、ほったらかしにできる生き物ではありません。

友人に留守中の猫の世話を頼むか、ペットホテルなどを利用してください。

 

病気になったら動物病院に連れていかなくてはなりませんし、

診療費を支払うのはもちろん飼い主です。

 

十数年続く猫との暮らし

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猫は10-16年ほど生きると言われています。

最初だけかわいがって飽きたらすぐ手放すということはできません。

 

「お金をたくさんかけて、必ず高級品を買い揃えなければいけない」と言いたいのではありません。

ただ、「いのちあるもの」を世話するというのは、それだけ責任の伴うということを、ぜひ知っておいていただきたいのです。

 

より具体的な条件・費用に関しては、次のサイトさんがわかりやすくまとめてくださってます。

参考になると思います。

→『猫を飼う前に必要な条件:子猫のへや

(リンクは別ウィンドウで開きます。)

 

責任感のある飼育で猫も人も幸せに

責任を持って飼うことは骨の折れることではありますが、その分、とても充実した暮らしでもあります。

そんな里親さんのところにもらわれていった猫たちは幸せでしょうし、

私も安心して送り出すことができます。

 

猫を飼うとはどういうことか、十分下調べされた上で、里親になることをご検討してくださればと思います。

 

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